私の場合は作った思い出です
今では作ってる家庭あるんでしょうかね・・・

元々は五節会だったようですが、ご家庭の場合は日がな働き詰めの奥様が正月くらいはユックリとという意味合いが強いような気もします

 地方によってはのっぺいとか筑前煮だったりするとか聞きましたが、室内でも日持ちするように作るのは当然ですが、今やどこに行こうと冷暖房が完備されてる時代(されてない流行りのラーメン屋もありますが)冷蔵庫に入れちゃう感じになるんでしょうかね?

料理屋さんのお節はどちらかというとご祝儀の意味合いが強かったですね。31日に配達や店頭で配ります


 
        ”今年は美味いものありがとう、来年もくるからね”

という感じです。年末の宴会受付でヘロヘロなってますが、大晦日まで気を抜けない日が続きます

中には”これに盛ってくれ10万円で!とか5万円で!”とか言われる方も毎年数名はおりまして、各々形も大きさも違うので盛り付けに悩んだり、それ以上にどう見ても年代物なのもありますので

              ”これヤヴェエ”

とかなるものもありました。そういうのを手に取ると震えますよ

ほぼ手作りだったので手毬麩とかは流石に買って含ませますが、徹夜も3日~5日とかもありました。超絶ブラックですね!

でもね?それこそ2段重を250本3段重を100本とか、品数多いお重の仕入と数計算しなければならないし、間違えたらそれこそとんでもない事態に陥るわけです。どんなに疲れていようと間違いだけは犯せない、且ついつ終わるか分からない芋剥きやら慈姑やら・・・伊勢海老触ってて手がボロボロなったのはいい思い出になってます。

若いうちにそういう経験が毎年出来たというのは今では貴重な財産になってるのは間違いありません

次回は煮染めの作り方かなぁ