ありがたいことに今週から本業?のほうに新規の仕事が舞い込んでくるようになり不安定な?生活の不安から脱却しつつありますが、何故かそういうのは数件同時にやってくるもので1ヶ月先まで休み取れなそう。だけでなく今週はどこかで徹夜で撮影が決定的でありますw

クライアントから依頼されたお望みの内容を提出し、実際の料理を作りに出掛け、レシピを完全なものにし、原価出すまでが仕事ですね(その後高額な請求書送りますけどw)
1案件に対し3パターンは考案しとくんですけど実際提出して突き詰めていくと全く別物になったりもしますが、使い回しも効くのでそれもメンドウではなく財産に繋がると思ってこなしております

ワタクシはTVとかないですし、ネットでも他のお店はどんな料理かなぁ~なんて全く見ません。料理の本も見ません。どうしてもオリジナリティがなくなってしまいますので、まだ親方の真似してるとか言われてる方が気が楽ですわ

基本的に以前ブログに何かしら書いた内容が骨組みになり展開考えていきますね。そう難しくもないですけど、経営者の方がよく求めてくるのは「パンダ的何か欲しい」お客様がここでしかこれは食べれないモノを考えてほしいという意味なんでしょうがコレが一番難しいですねw具体的に言われれば仕入れ先から単価までイメージ湧くんですけど「何でもいいから!」と言われるのがツライですw
幼少の頃母親に「何食べたい?」と聞かれ「何でもいい」と返すと「ハッキリ言わないとコッチが困る!」と言われたのを思い出して苦笑してしまいますw
それでも頭フル回転させてイメージさせて「イイねコレ!」とかお店の看板メニューになったりもすると嬉しいものです。滅多にないけど・・・あの店のアレは私なんですよーとは絶対他の案件には言いませんけどね。なるべく同じものは作りたくない。それやったら頭が退化していきそうだから・・・

むか~し修行中に言われたのは基本10年、使いこなすのに更に10年、一端の出汁引けるまで20年
先は長いから焦らず確実に覚えること
実際年月経てスキルも上がったし知識も増えた。けど考え出す、作り出すのは難しいと思ったのは10年過ぎた頃でしたね。料理作れればいいってもんでもない。イメージがすごい重要なんだなと
美術館はよく足を運んでましたから作品としての料理はそんなに酷くはなかったと思いますが、メニューとか献立とか組み立てるのは結構難しい。折しも時代も純粋な日本料理を求めてるわけでもないという、刺し身もあるなら寿司も天ぷらもあってもいいじゃない?とねw

普段から本を読んでると色んなものが頭で繋がり、仕事で悩むことも考え込むことも減りましたね
別に料理漬けになって生活しなくてもイメージがどんどん沸いてくる時もあります

特に投資で大失敗した時は休みの日はお金も使わないように図書館に開館から閉館まで居座ってました
週2回約1年通うと投資関連の本も読むものがなくなり、別のジャンルも読むようになり負債も返し終わった頃には自習室の主のようry・・・

学生とか若い方と接した時は必ず「本読んでる?」と聞くようにしてます。実社会に出てから読もうと思ってもナカナカ出来ないものです。月イチでもいいから読みなさいね~と
で、やっぱり返ってくる言葉は「何読めばいいっすかね?」「何読んだらよろしいです?」ですw
自分の子供でもおかしくない年齢の子達なので将来は立派でなくても社会に負けないように生きてほしいと思いますので「コレは読んどけ!」的に買ってあげたりもしました。全員に渡した本としては
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「原因」と「結果」の法則 ジェームス・アレン
ですね。内容は実に当たり前のことを書いてる。今の結果は自分が原因だというのを忘れないように今を大事に明るいビジョンを持って生きてほしい。若い方には1度は目を通して欲しいですね。短いし

手持ちの本も結構あげてしまいました。読み返したりしたり大事にしてたんですが

”アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)”
まだ私が10台の頃に買った本(しかも古本屋で)でしたが何か若い子でも有名らしく原作読みたいと言われて・・・ふぅ~んとしか・・・

”日本人の知らない「クレムリン・メソッド」-世界を動かす11の原理(北野幸伯)”
投資の長期展望としてはムッチャ役に立った本でした。北野さんの新刊も必読ですね

”ライ麦畑でつかまえて(J・D・サリンジャー)
アニメの攻殻機動隊シリーズでもチラッと出てきてニヤッとしましたがまぁ年齢的にこんな時期もあるよねーw的なラノベ的な厨二的な・・・