現在実家滞在中で特にお伝えすることもないので今回の旅を振り返ってみようと思います
本当に何もないので花でもあげておきます

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ネットがあればどこでも無難に過ごせてしまうのが私なんですけど,人付き合いが苦手なので海外に住むことにしています.
今回はノマド視点で今回の旅行の印象を書いてみようと思いました.

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最近、日本語のネット界隈では「アジアの最大成長株はベトナム」「タイはもうオワコン」といった極端な言い方をよく見かける。

ベトナムは高い経済成長率と若い平均年齢で、ホーチミンの夜の繁華街もバンコクやパタヤに肩を並べつつある、といった論調だ。

一方のタイは、経済規模こそ依然として大きいものの、人口の高齢化や政治リスクから「先行き不透明」と評されがちだ。
YouTubeなどでは、「ベトナムはこれから」「タイはもう落ち目」といった、白黒はっきりつけたがる意見も目立つ。

そんなネット上の空気を頭の片隅に置きつつ、今回あらためて日本ーホーチミンーバンコクと旅をしてみた。それではご覧ください

過去にホーチミンとバンコクの両方にそれぞれ1年ほど住んでいた自分なりに、今回の4日+4日の滞在で感じたことを、ノマドワーカー・移住希望者向けに整理してみる。

ホーチミン:若さと変化の中でノマド環境が整う街

久しぶりのホーチミンは、2年前に滞在していた頃と比べると、街全体の熱が少し落ち着いてきたように感じた。
勢いで突っ走っていた時期を一度経て、「次のフェーズ」に入っているような空気だ。

投資マネーの動きも変化している。
以前は不良債権化して放置されていた工事途中の建物に、コンドミニアム建設再開のお知らせが貼られていたり、止まっていたプロジェクトが再始動している気配があった。

ホーチミン7区などの郊外エリアも、一時はゴーストタウンのようだった通りに、再び韓国資本の店やオフィスが戻ってきている。
日本人らしき住人も増えた印象があり、ローカル感の強いエリアでも日本語を耳にする場面があった。

物価は相変わらず「安い」と言っていいレベルだが、数年前と比べれば着実に上がっている。
それでも、東京と比べるとまだ生活コストはずいぶん楽で、家賃やローカルフードは抑えられている印象だ。

政治的には、個人的な体感としては比較的安定している。
東南アジアの中では、大規模なクーデターやデモが頻発するタイプではなく、その意味では長期滞在の安心感があるのもベトナムの魅力かもしれない。

夜の繁華街には若い欧米人旅行者が目に見えて増えていた。
バンコクと比べても、飲食や宿泊のコストを抑えつつ、それなりに刺激的な夜を楽しめる街として注目されているのだろう。


ホーチミンのカフェとネット:ノマドには「外で働け」という街

ホーチミンはもともとカフェ文化が浸透している街だが、この数年で「ノマドワーカーにとっての使いやすさ」がさらに一段上がったと感じる。
おしゃれで広々としたカフェが多く、電源・Wi‑Fi完備はほぼ当たり前、長居しやすい雰囲気の店も目立ってきた。

体感としては、カフェの回線クオリティが非常に高く、むしろホテルやアパートメントの方が回線が弱いケースが少なくなかった。
「自宅は寝る場所、仕事はカフェで」という割り切り方をするノマドとは相性がいい街だと思う。

2年前と比べても、ノマドワーカーが働きやすい環境は明らかに整ってきている。
海外資本のコワーキングスペースだけでなく、ローカルカフェが事実上の「コワーキング」として機能しており、月額固定費を抑えたい人にも向いている。

食事が安くておいしいのは、やはりホーチミンの一番の強みだ。
屋台からカフェ、ご飯屋まで、価格とクオリティのバランスが良く、長期滞在者にとっても「食でストレスをためない」という意味で大きなメリットになる。

都市鉄道の整備も少しずつ進んでいるものの、まだ日常生活の足としてどこまで浸透するかは未知数だ。
一方で、デリバリーやバイクタクシーは生活インフラとして完全に定着しており、アプリさえ使えれば移動と日々の食事にはほとんど困らない。

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バンコク:成熟大都市で「日本レベルの快適さ」を買う街

バンコクだけを見てタイ全体を語るのは難しいが、それでも3年前と比べて「空気が変わった」と感じるポイントはいくつかある。
観光客の顔ぶれでいうと、若いバックパッカーよりも、リタイア層や中高年の欧米人のほうが目立つようになった。

以前は街中でよく見かけた欧米人男性や中国人観光客の姿は、ここ数年の情勢もあってか、全体としては減っているとの指摘も多い。
その一方で、高齢の欧米人男性とタイ人女性のカップルが、ショッピングモールやカフェでゆったり過ごしている光景をよく目にした。

寺院や巨大ショッピングモール、高級スーパーのクオリティは相変わらず高い。
バンコクにいると、日本とほとんど同じ生活レベルの消費体験ができてしまう。

実際、日本料理店は以前よりさらに増えていて、和食チェーンや日本風コンセプトの店が現地に根付いている。
「日本のインバウンド客が、そのままバンコク側にアウトバウンドしているのでは?」と思うような不思議な感覚になる。

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バンコクの飲食と生活コスト:高くも安くも暮らせる自由度

ノマド目線で大事なのが、飲食と生活コストのバランスだ。
バンコクの飲食のクオリティは総じて非常に高く、「外食インフラ」という意味では東京と同等か、それ以上に便利だと感じる。

全体の生活コストで見れば、家賃や日本レベルの外食を選んだときの出費は、もはや東京とあまり変わらないか、場合によっては上回る場面も出てくる。
一方で、食に関しては工夫しやすく、ローカル食堂やフードコート、屋台をうまく使えば、かなりローコストに抑えた生活も現実的だ。

コンビニの「温めるだけの惣菜」や弁当、おにぎり類のクオリティも高く、深夜まで開いている店が多い。
そこそこバランスのよい食事をさっと済ませられるため、「自炊ゼロでもなんとかなる」というのは、ノマドや短期移住者にとって大きな安心材料になる。

つまり、バンコクは「高く暮らそうと思えばいくらでも高く暮らせるけれど、食だけは自分の裁量でいくらでも調整できる街」だ。
日常のカフェワークとローカル食堂を組み合わせれば、東京並みの快適さを維持しつつ、支出はある程度コントロールできる余地が残されている。

経済については、一部のネット上では「もうタイ経済は終わりだ」といった悲観的な意見も見かける。
ただ、国際機関の予測などを見ると、成長率は鈍化しつつもプラス成長を維持しており、内需中心の成熟経済に近づいているという見方もある。

政治については、歴史的にクーデターやデモが繰り返されてきた国なので、どこかで政情不安の火種がくすぶっているような怖さは正直ある。
今回の滞在中は落ち着いていたが、「突然、大きなニュースになってもおかしくない国」という意識はぬぐえない。

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MRT・BTSが教えてくれた「バンコクという街の品」

バンコクに対して、自分でもうまく言語化できていなかった「なんとなく好ましさ」がある。
その理由のひとつは、MRTやBTSに乗っているときの乗客の雰囲気にあるのかもしれない。

平日の通勤時間帯でも休日でも、男性・女性を問わず、車内にいる人たちのファッションがおしゃれだ。
ただ高い服を着ているというより、細かい部分までちゃんと気を配ったコーディネートをしている人が多い。

日本人も「普段着がおしゃれ」とよく言われるが、バンコクの電車内の空気感はそれにまったく引けを取らない。
アジアの大都市らしいトレンドの取り入れ方という意味では、バンコクの方が一歩先に進んでいるように感じる瞬間もある。

男性は韓流ファッションを意識したようなスタイルが目立つ。
タイトめなパンツにきれいめなトップス、ヘアスタイルも含めて「全身で完成されたシルエット」を作っている人が多い。

女性は、タイ人特有の体型をうまく活かしたスタイルが主流だ。
ウエストをきゅっと絞り、裾に向かって広がるベルボトム風のパンツやスカートを合わせていて、体のラインを上手に強調している。

こうした「街ゆく人の服装のセンス」は、観光だけでは見落としがちな部分だが、日常の生活者としてバンコクにいると、じわじわと好感度を押し上げてくる。
電車に乗るたびに、「この街で暮らしたら、自分ももう少しちゃんとした格好をしよう」と背筋が伸びるような感覚がある。

この点は、ホーチミンとの強烈な差として感じた部分でもある。
ホーチミンは良い意味で「作業着のまま来ました」「そのままの格好で街に出ました」というラフさがあって、それはそれで心地いい。

一方のバンコクは、大都市としての洗練された「見られる前提の服装」をしている人が多い。
同じ東南アジアの都市でも、日常のファッションから受ける印象だけで、ここまで街の空気が変わるのかとあらためて驚かされた。


ノマドとしての結論:今行くならバンコク、老後に住むならホーチミン

今回、ホーチミンとバンコクの両方で感じたのは、「いかにも観光客」という日本人だけでなく、少し雰囲気の違う日本人が増えたことだ。
観光や駐在員といった枠では説明しきれない、ギラついた空気をまとった人たちが、夜の街で目に入る瞬間があった。

もちろん、大半の日本人は普通の観光客やビジネスパーソンだろう。
それでも、アジアの都市が経済的に成長し、いろいろな人間を惹きつける力を持ちはじめると、健全なビジネスだけでなく、グレーな世界に足を突っ込む人たちも集まりやすくなる。

せっかく魅力ある街なのだから、違法ビジネスや犯罪の拠点として使われてほしくない
一旅行者・一ノマドとしては、地元の人たちと同じように、治安や安全が守られる形で発展していくことをただ願うばかりだ。

そのうえで、あくまで「今の自分」にとっての答えを書くなら、こうなる。

今すぐ移住できるとしたら、選ぶのはバンコクだ。
日本レベルの医療やインフラ、飲食の選択肢、MRT・BTSで移動しやすい都市構造、そして「ちゃんとした大人が暮らす大都市」としての空気感が、働きながら暮らす拠点として安心できる。

一方で、老後にひとりで移住するなら、ホーチミンを選びたいと思っている。
若くて変化の早い街の熱や、カフェでゆったり過ごす時間、物価の安さと人なつっこさは、いい意味で肩の力を抜いて暮らすのにちょうどいいバランスだからだ。

ネットで語られる「ベトナムはこれから」「タイはもう終わり」という単純な構図からは見えない、グラデーションがそこにはある。
数字やニュースだけでなく、街の匂いや人の表情ごと含めて、自分の足で確かめる旅を、これからも続けていきたい。

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どちらにも共通して言えたことだが猫が多い.野良犬は減った