旅行直前に、メインバンクのクレジットカードがやられた話
*もう居住地に帰って仕事開始してますが,感想記事書く前にどうしても書かねばならないことがあります
*もう居住地に帰って仕事開始してますが,感想記事書く前にどうしても書かねばならないことがあります
日本への出発7日前、仕事中に突然SMSが鳴り止まなくなりました。
メインバンクのクレジットカード利用通知が、数分おきに連続で届いていたのです。
慌ててアプリで明細を確認すると、見覚えのない少額決済が18件。
金額自体は100ユーロ前後の細かいものですが、相手先はすべて「FACEBK」になっていました。
カード番号の写真だけは手元にありましたが、どこから漏れたのかは分かりません。
サブスク各種の支払いカードにはなってました
サブスク各種の支払いカードにはなってました
私はFacebookのアカウントを持っていませんし、そもそもBANされていて生涯作れない身です。
「自分では絶対に使っていない」とすぐに確信できたので、仕事を抜けて13時には銀行に駆け込みました。
顛末はこちらから↓
顛末はこちらから↓
銀行窓口でのやりとりと、不正利用の中身
窓口ではいつもと違うカウンターに通され、「自分の利用ではない」ことを説明しました。
担当の銀行員の方も明細を見て一目で不審と分かったようで、
「Have you ever made a purchase on Facebook?
Facebookで何か買い物をした覚えはありますか?」
Facebookで何か買い物をした覚えはありますか?」
と聞かれました。
私は、
「I don't have a FB account, and I've been BANed, so I am not available to create one in the future either!
私はFacebookのアカウントを持っていませんし、BANされていて今後も作れません!」
私はFacebookのアカウントを持っていませんし、BANされていて今後も作れません!」
と正直に伝えました。
なぜアカウントがBANされて,今後作れないのかは割愛
なぜアカウントがBANされて,今後作れないのかは割愛
不正利用の内容は、Facebook内でのコンテンツアイテム購入が100ユーロ、それを居住地通貨建てで18回。
合計すると、日本円にして30万円オーバーの被害額になっていました。
銀行ではその場で被害として受理され、リファウンド申請の書類を渡されました。
同時にクレジットカードはその場で停止・破棄となり、再発行の手続きも始まりました。
「こういう攻撃は、金曜日にやって土日に逃げ切るつもりで動くんだな」と内心で思いながら、処理を見守るしかありませんでした。
申請書を出すまでと、旅行資金のやりくり
週明けの月曜日、英語と格闘しながらなんとか申請用紙を書き上げ、再度銀行へ持ち込みました。
担当者からは「書類は完璧です」と言われ、無事に受理されましたが、その後の説明はなかなかシビアでした。
- 絶対にお金が戻るとは言えないこと
- 不正アクセスとして処理し、Facebook側のアカウントには取引停止と刑事事件としての通知を出していること
- リファウンドが認められた場合でも、戻るのは「取引金額のみ」であり、銀行側の手数料は返金されないこと
- 審査と処理には最低30日はかかること
私は金曜日に出国し、日本とアジアを周遊する予定だったので、その間にクレジットカードで他国で現金引出しができないことを伝えました。
しかし、その銀行にはテンポラリーカードやバーチャルカードなどのサービスはなく、代替手段は提供できないとのことでした。
その場では、「後日、日本のみずほ銀行の口座にまとまった金額を送金する予定がある」とだけ伝えておきました。
手元にはUSDが3,000ドルほどあり、それに加えて追加で現金を用意し、なんとか旅の資金を確保することにしました。
日本、台湾、フィジー、タイ、ベトナムなど、カード決済が当たり前に使える国を現金中心で回るのは、正直かなりの不安とストレスがありました。
被害額と、戻ってきたという結果
改めて書きますが、被害総額は日本円にして30万円オーバーでした。
なぜ攻撃者が18回で止めたのかは分かりません。
制限に引っかかったのか、無限にやれると思ってビビって止めたのか、そのあたりは想像するしかありません。
なぜ被害に遭ったのかもはっきりしません。
私はここ20年ほどの間に、2度別の形で被害に遭ってきています。カード会社が直前で電話をしてきて覚えない事を伝えてブロック。でもカードは作り直し
「またやられたな」という諦めにも似た感情があり、正直なところ、リファウンドされたらラッキーくらいに考えていました。海外だし面倒なことなったなが正直な感想です。
お金は一度「捨てたつもり」になって、旅行の準備を進めるしかなかったのです。
それでも、結果的にはしっかり返金されました。
通帳を見てリファウンドの入金を確認したときは、本当にホッとしました。
戻ってきたことには多大なる感謝がありますし、自分の脇の甘さも同時に痛感しています。
普段は英語がおぼつかない私ですが、こういう時に限っては英語で捲し立てていた自分を思い出して少し笑ってしまいました。
それだけ必死だったのだと、今になって冷静に振り返っています。
これから増えるであろう不正利用について
今回の件は、AIの進化も背景にあると私は感じています。
「自分は大丈夫」「そこまで狙われる立場じゃない」と思っている人ほど、簡単に突破される時代になってきました。
金曜日に少額決済を何度も刻んでくるやり方は、監視の目をすり抜けるための典型的なパターンですし、今後はさらに巧妙になっていくはずです。
私自身、Wiseや複数のカードを使い分ける生活をしています。
Wiseの使い勝手が良いのはよく分かっていましたが、今までは実際の決済の多くをメインバンクのVISAカードやアメックスに任せていました。
今回をきっかけに、帰国のタイミングでWiseの利用範囲を広げ、サブスクの引き落としやウォレット登録にも使うようにしました。他に選択肢なかったですからね。
メインバンクからみずほ銀行に国際送金し、さらにみずほ銀行からWiseに入金するという流れは、在外口座扱いの関係でどうしても時間がかかります。
みずほ銀行からWiseへの反映には、最大で5日ほど待たされることもあります。
Wiseカードで日本円を引き出すためにあれこれ苦心した話は、別の記事で書いていますが、こうした「資金の流れ」をあらかじめ設計しておくことが、これからの時代は本当に重要だと感じました。
今回全額が戻ってきたことには心から感謝しています。
同時に、「自分は気をつけているつもりだったのに、それでもやられるときはやられる」という現実も突きつけられました。
海外生活やノマドワークをしている人、これからその生活を目指す人にとって、同じような被害は確実に増えると思います。
だからこそ、「攻撃を完全に防ぐ」のではなく、「被害が出ても致命傷にならない構造を作る」ことを意識してほしいです。
私が実際に取った対策
今回の経験を踏まえて、私が意識している対策をいくつか書いておきます。
- なるべくスマホアプリから操作するようにする(職場など他人の目やマシンが絡む環境でのカード入力は自殺行為だと感じました)
- メインのクレジットカードだけでなく、デビットカードやプリペイドカードを複数用意し、用途を分ける
- オンライン決済専用の少額口座を作り、大きな残高はそこに置かない
- カード利用通知(アプリのプッシュ・メール)は必ずオンにしておく
- 海外の長期滞在や周遊の前には、「もしメインカードが1枚完全に死んでも、どうやって現金と決済を確保するか」をシミュレーションしておく
気をつけていても、突破されるときはされます。
それでも、事前にカードや口座を分散しておくことで、「被害に遭ったけれど、旅と生活は続けられる」状態にはできます。
この記事が、これから同じような攻撃にさらされるかもしれない誰かの、ほんの少しの予防線になればうれしいです。
【PR・紹介リンクについて】
記事内の以下のリンクは、紹介リンクを含みます。リンク経由でのご登録・お申し込みにより、運営者が報酬を受け取る場合があります。特典内容や条件の詳細は、各公式サイトにてご確認ください。
Wise
海外送金や外貨管理には Wise を愛用しています。
招待リンク経由の登録で、初回送金手数料の割引やカード発行手数料の優遇などの特典を受けられる場合があります。詳しくは公式ページをご確認ください。
▶ Wise 招待リンク
WISE
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
普段使いのメインカードとして、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを利用しています。
ご紹介専用URLから申し込むと、通常より多いボーナスポイントなどの特典が適用される場合があります。詳細・最新条件は公式サイトの案内をご確認ください。
▶ アメックス・ゴールド ご紹介リンク
AMEX


コメント